Gaelyk 1.0リリースノート(翻訳)
Google App Engine用の軽量Groovyツールキット、Gaelyk 1.0の正式リリースをここに喜んでお知らせいたします!
1.0にたどりつくまで少々時間がかかってしまいましたが、プロジェクト開始時からずっと欠けていると感じていた重要な機能、クエリDSLを備えた待望のリリースです。このクエリDSLを使えば、クエリを次のように書くことができます:
def latestArticles = datastore.execute { select all from articles sort desc by dateCreated where author == params.author limit 10 }
この軽量フレームワークについて、もっと詳しく知るためには下記を参照してください: http://gaelyk.appspot.com/
こちらのチュートリアルですべての機能について学べます: http://gaelyk.appspot.com/tutorial
JARファイルやテンプレートプロジェクトは以下からダウンロードしてください: http://gaelyk.appspot.com/download
Googleグループで質問したり、コミュニティに参加したり、このオープンソースプロジェクトの開発に加わりたい場合は、こちらのコミュニティページをのぞいてみてください: http://gaelyk.appspot.com/community
このリリースは、みなさんからのGitHubでのpullリクエストや、Gradleプラグイン、バグレポート、そしてGoogleグループでの質問のような、素晴らしい貢献がなければ決して実現しなかったでしょう。すべての協力と貢献に心から感謝します。本当にありがとうございました。そして引き続きよろしくお願いします!
変更履歴:
- GAE SDKを1.5.2に、Groovyを1.8.1に更新
- データストアに対するSQL風のクエリを生成するクエリDSLを導入
- テンプレートプロジェクトをGradleビルド用に更新(GradleのGAE / Gaelykプラグインを使用)、Groovletのテスト用にSpockをサポート
- Gaelyk webサイトに既知のプラグインを集めたプラグインページを新設
- クラスにGaelykBindingsアノテーションを付けることにより、自作クラスにGroovyletやテンプレートに注入されるものと同じサービスや変数をプロパティとして注入できる
- URLマッピングのルート検証用クロージャ内でrequestへのアクセスが可能に。これによりrequestのattributeやsessionなどを使ったURLの検証が可能に
- Eclipse用のDSLD(DSLディスクリプタ)ファイルの追加。コード補完とナビゲーションが容易に
- Key(およびそのリスト)にget()メソッドを追加
- リストからKeyへの変換が可能に
- エンコード文字列とKeyの双方向変換ユーティリティを追加
- より簡潔にKeyからエンティティを取得するため、datastore.get()メソッドを追加
- 最近のXMPPサポートに関する問題を修正
- プラグインディスクリプタのbinding/before/afterブロックの中から、さまざまなサービスや変数にアクセスできなかった問題を修正
以上、お読みいただきありがとうございました。では、Google App Engine上でのGroovyアプリケーション開発をお楽しみください!